「重いバッグ」ではなくダンベル運動で乳がん関連リンパ浮腫発症率が低下:医師のための専門情報サイト[MT Pro]

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これはエビデンスがあります。


「重いバッグ」ではなくダンベル運動で乳がん関連リンパ浮腫発症率が低下

臨床ガイドラインでは,浮腫のない乳がん生 存者の浮腫防止策として重い荷物持ちを制限し ている。しかし,米ペンシルバニア大学 AbramsonがんセンターのKathryn H. Schmitz 氏らは,ダンベルを用いたウエイトリフティン グ運動を行った乳がん関連浮腫(BCRL)のな い乳がん生存者の浮腫発症率は,ウエイトリフ ティングを行わなかった患者に比べて有意に低 いという,制限に反するような結果を報告し た。

1回90分間×週2回のウエイトリフティングを1 年継続

リンパ節郭清後の乳がん生存者の5~6%に発 症するBCRLは,不快感や上腕機能の低下を招 くことから,QOLの阻害要因として患者の大き な懸念材料になっている。そのため,米国乳が ん学会などでは,BCRLの発症リスクとなる重 いバッグなどの荷物を持つのを避けるよう勧告 している。

しかしSchmitz氏らは,BCRLがない乳がん生 存者にウエイトリフティングを行ってもらい, 1年後のBCRL発症率を,行わなかった群と比較 した。

対象は,2カ所のリンパ節郭清を行い,登録 時にBCRLが認められなかった乳がん生存者154 例。ウエイトリフティング群77例(平均年齢 54歳,平均リンパ節郭清数8),およびコント ロール群77例(同56歳,9)にランダムに割り 付けた。

運動メニューは,背臥位でダンベルを側面や 前面に持ち上げる,二頭筋,三頭筋を使って下 げるなどで,1回90分間のウエイトリフティン グ運動を週2回1年間行うというもの。

安全に行えるウエイトリフティングプログラム の開発を

1年後の上腕における浮腫の発症率は,対照 群17%に対しウエイトリフティング群では 11%と有意に低かった。

さらに,5カ所以上リンパ節郭清を行った生 存者における浮腫の発症率は,ウエイトリフ ティング群7%,対照群22%であり,両群間に 有意差が認められた。

Schmitz氏らは,ゆっくり行うウエイトリフ ティングが乳がん生存者のBCRL発症リスクを 減少させると指摘したが,BCRLの予防対策と してウエイトリフティングを行うには,生存者 が安全に行えるプログラムの検討が必要だとし ている。

Medical Tribune 2010-12-14

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プロフィール

リセット

Author:リセット
2013年 7月からの新米乳がん患者。

2013.07 告知
2013.08 休職
2013.08 右乳房全摘
2013.09 抗がん剤治療(TC4回)
2013.12 フェマーラ開始
2014.02 職場復帰
2014.07 リンパ浮腫完治を目指しLVAを受ける。
東京大学医学部附属病院にて

それまでの諸々

2011年 椎間板ヘルニア手術から寝たきりに
筋筋膜性疼痛症候群で
加茂整形外科に4ヶ月入院。救われる

2000.07 異型狭心症で終身服薬の身の上に

1995.00 胆石で度々発作で腹腔鏡で胆嚢摘出


たくさんの方に支えられなんとか生きる道模索中

旦那大好き

料理は全く出来ません。掃除も上手くない。
洗濯が好きっ。

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